世界に向っての新しい経済区

 大きな河によって作られた世界各国のデルタ地帯は、常にその国の一番発達した豊かな地域である。黄河デルタ地帯の中心都市として、東営市は中国東部沿海地域の地理的優位性と、経済?社会発展の比較的高いレベルを持っているだけではなく、中国西部と匹敵できる鉱産と土地資源の優位性をも持っている。国の黄河デルタに対する開放?開発政策の実施と国際社会の注目に伴い、東営市は世界に向っての開放、建設と発展の新しい時期に入った。
  対外開放と経済発展を促すため、東営市はインフラ施設の建設とソフト環境の建設に力を入れ、中国東部の沿海区域で優れた環境を持つ地区の一つとなっている。
  東営市のインフラ施設は日増しに完備されてきた。管轄地域内には大型と中型のダムが数多くあり、電力供給ネットが完備されている。電話普及率は山東省第一位にランクされおり、国のデジタル化のモデル都市となった。全市の幹線道路の密度は百平方キロ内で56.9キロに達し、高速道路は南北を貫き、中国自動車道路網で最も密集した地区の一つに数えられている。また、東営港は国の重要な開放貿易港で、東営空港もすでに竣工し使用され始めた。
  ここ数年、東営市は投資環境作りの面で、大きな進展を収めてきた。東営市は「信用による都市建設」の戦略を実施し、政府、企業、個人など各レベルに及ぶ「信用東営」の建設を推進している。現在、すでに信用情報ネットワークを設立したが、今後、5年間の努力を経て、できるだけ東営市を国際的な軌道に乗る全国で最も信用度の高い都市のひとつとなるよう努力していく。これと同時に、東営市は行政審査制度の改革を推進することに力を入れ、審査と承認を必要とする事項を大幅に削減し、行政審査サービスセンターや、「一括方式」のサービスホールと外来投資者訴えセンターなどを設立し、地元政府の仕事効率とサービス品質は著しく向上した。
  良好な投資環境は世界各国からの投資者を引き付けている。ここ三年来、全市合わせて1万以上の外来投資プロジェクトを導入し、固定資産の実際投資総額は200億元余りに達し、経済の発展に大きな活力を注いだ。また、対外開放も絶えず深まり、アメリカ、日本、ドイツ、韓国、カナダ、オーストラリア、オランドなど60余りの国や地域と、経済技術交流や協力関係を確立し、アメリカの二番目の石油都市ミッドランド市、それに韓国の三陟市と友好都市を締結した。
  新世紀の東営市は、その独特の優位性と更なる開放した姿勢で、国内外との協力と交流を更に強め、科学教育で市を振興することと、経済国際化、都市化と持続可能な発展という「四大戦略」を深く実施していく。外資の導入と山東省の加工製造業基地の建設、それに東営の信用建設という「三大プロジェクト」の推進にも大きな力を入れ、いくらかゆとりのある社会を全面的に建設し、新世紀の初頭の20年内に、早目に基本的に近代化を実現させるよう努力していく。黄河デルタ地帯の開発と建設に伴い、優れた環境と繁栄した経済を実現した新しい東営は、必ずや黄河の河口、渤海の海岸に現れるだろう。

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