新興の国際グリーン産業モデル地区

 2001年の春、中国政府は「黄河デルタ地帯の効率的エコ経済の発展」を国の国民経済と社会発展に関する第十次五カ年計画綱要に組み入れた。深?が珠江デルタ地帯を、浦東が長江デルタ地帯の開発と開放を導くように、効率的なエコ経済の発展に力をいれ、黄河デルタ地帯全体の建設と発展に影響?促進を及ぼすよう明確に東営市に要求した。更に、このほど、国連工業開発機関は、東営市を「国際グリーン産業モデル地区」に決定した。こうして、東営市の持続可能な発展戦略は新たな実施段階に入った。
  黄河デルタ地帯(東営市)の持続可能な発展は、これまで中国政府と国際社会からの重視と支持を受けてきた。早くも20世紀の90年代に、中国政府はすでに「黄河デルタ地帯の持続可能な発展」を『中国21世紀議定書』の初めての優先項目に組み入れた。国内外からのおよそ百人の専門家は、充分な考察を経た後、黄河デルタ地帯の持続可能な発展に関する戦略と計画体系を制定した。これは、中国初の系統的な地域の持続可能な発展企画であり、黄河デルタ地帯の資源開発、環境保護、持続可能の農業、持続可能の工業、教育、衛生などの各分野が含まれている。この計画に基づき、東営市は持続可能な発展戦略を掘り下げて実施し、効率的なエコ経済建設の推進に力を入れている。
  東営市の効率的なエコ農業はとても迅速な発展を遂げてきた。これまで、15のハイテク農業ゾーンと、15万ムーの自然食品原材料生産基地が建設された。大王農茂集団、華誉集団、藍海綿野会社、金瀚林果会社など一部の重点的農業模範企業が支持?育成され、16種類の製品が中国自然食品発展センターに自然食品と定められ、初歩的にグリーン産業発展の良好な勢いと大きな潜在力を表わしている。現在、全市では、食料と綿花、牧畜、水産、瓜と野菜、林業と果物という農業の五つの主導的産業が形成され、農業生産は市場化、科学技術化、生態化の方向に向けて発展しつつある。
  効率的なエコ経済発展の要求に応じて、東営市は新しい型の工業化の道を歩むことを堅持し、ハイテクと情報化手段を通じての伝統的産業の改造を加速し、電子情報、新材料、精密加工、生物技術と製薬などのハイテク産業の発展に力を入れている。こうして、工業が迅速に発展し、経済利益が絶えず高まると同時に、良好な環境品質を保つことができた。
  東営市は「科学と教育によって市を振興する」という戦略を実施し、国内の300校余りの大学や科学研究機構と広範な連携を確立するとともに、清華大学、西安交通大学、北京化工大学など99校の大学と、安定した科学技術協力関係を確立した。毎年、国際的?国内的な先進レベルに達する一部の科学研究成果はここで生産力への転化に成功している。東営市は全国的な技術革新のモデル都市であり、2000年、科学教育で市を振興する全国的先進都市に選定された。
  東営市は山東省で科学技術の人材が比較的集中している都市であり、その人材が全市の人口に占める割合は山東省のトップにランクされている。全国的重点大学の石油大学を始めとする大学と専門学校は、比較的完備した人材育成システムを確立し、黄河デルタ地帯の建設と発展に重要な知的支援を提供している。勝利油田は中国二番目の大油田として、その加工技術と設備のレベルは業界の中で先端的地位を占め、2万人を超える専門的な技術グループを擁しており、科学教育で市を振興する東営市の重要な力となっている。
  東営市は持続可能な発展を歩むことを堅持し、経済、社会と環境が調和した発展を初歩的に実現した。教育、文化、衛生、体育など各分野の社会事業は大いに発展し、市民の精神面と文化面の生活は豊富多彩である。

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